2007年08月12日

冷蔵庫で食品を腐らす日本人


食文化評論家の魚柄仁之助さんが、8月刊の朝日新書『冷蔵庫で食品を腐らす日本人』を出版した。


ニュースソース
http://book.asahi.com/clip/TKY200708110189.html






「この30年の冷蔵庫の普及で、日本の伝統的な保存食の技がすたれた。」と著者の魚柄仁之助さんは嘆いています。

確かに日本には伝統的に世界に誇れる保存食の技術があったはずですよね。

粕漬け、塩漬け、ぬか漬け、などなどの漬物類・・・
佃煮などの煮物類・・・
納豆、豆腐、味噌、醤油、などの発酵食品・・・
etc・・・

なかでももっとも普及している(いた?)漬物と言えるぬか漬けは秀逸です。

じっくりと時間をかけて伝統的な手法で作るぬか漬けは、乳酸菌や酵母菌を豊富に含み、またこれらがさらに様々な酵素を作り出し、健康にとても有用な食品となるのです。

野菜の酵素は普通、調理すると失われてしまうところが、漬物は酵素を増加させるのだそうです。

漬物は保存に適している上に、美味しい!ご飯に合う!
先達の日本人の知恵が凝縮された、すばらしい食材だと思います。

残念ながらスーパーで安売りしている漬物は促成で、伝統的な製法ではないものが多いので、
その良さがまったく継承されていない点で、非常に淋しい気がします。

せめて日本のスーパーで売る漬物ぐらいは、”本物”を扱って欲しいと思います。
各家庭で自分の手で作るようになるのが一番ですけどね。
posted by Nick at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(2) | 食文化

2007年08月10日

幼児はマックのマークが付いていれば美味しいと感じる!?


米スタンフォード大学のトム・ロビンソン博士が学会誌に掲載した調査結果から、ファストフード大手マクドナルドのマークがあれば、幼児はどのような食品もおいしく感じる傾向があることが明らかになった。

ニュースソース
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200708070022.html


被験者の幼児63人中、マクドナルドの食品を食べたことがない子どもは2人だけで、3分の1の子どもは週に1回食べていると回答したそうです。

この記事では、広告が幼児に与える影響に警鐘を鳴らしていますが、わたしは少し違う危惧を覚えました。

というのは、そもそもマクドナルド社の創業以来の戦略は、幼児の食生活にマクドナルドを浸透させることがはじめから意図されていたからです。

人間の味覚、食に対する好みは中学生ぐらいまでに何を食べたかで決まるそうです。
そこを狙ってマクドナルド社は、幼児を重要なターゲットにしてきたわけです。
小さい頃からマック商品に親しんだ彼らは、大人になってもマックが大好き!というわけです。
マック世代の人間にとっては、マック=おふくろの味みたいなもんなのかも知れません。

マクドナルド社の商品をここで否定するつもりはありませんが、
一企業に人生の食の性向をコントロールされてしまう現実が怖いと思えて仕方ありません。
posted by Nick at 07:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食文化
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。