2007年08月12日

おさかなマイスター


 水産業界や漁業団体などでつくる「日本おさかなマイスター協会」は、旬の魚や調理法などに詳しい人を「おさかなマイスター」として認定する制度を設ける。
 東京・築地市場で10月から講習を開き、来年1月の試験に合格した人をマイスターと認定する。

ニュースソース
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070812i302.htm



食品の世界では、「お米マイスター」や野菜ソムリエと呼ばれる「ベジタブル&フルーツマイスター」が有名ですが、ありそうでなかった「おさかなマイスター」の制度が設立されることになったようです。

講習では、産地や漁法、旬の時期、栄養、目利き、調理法、取扱方法などなど、魚介類に関する広範な知識や、実際の味の違いなども学ぶそうです。

受講終了時の試験に合格すると、晴れて「おさかなマイスター」として魚介類の普及推進役として活躍できるというわけです。


周囲を海で囲まれた島国日本では、古くから魚介類とは深いつながりがあったはずですが、もはや今の時代、切り身ではない魚を一尾丸ごと見せられて、種類や調理法を応えられる方は、釣り好きの人以外、なかなかいないのが現実かも知れません。

このニュースを知って、テレビで活躍している「さかな君」がすぐに思い浮かびましたが、彼はすでに「おさかなマイスター」を先取りした活躍をしていると言ってもいいぐらいですよね。

彼の話は面白いし、もっと魚を知りたいという知的好奇心と同時に、食欲が刺激されます。

さかな君のように、魅力的ないろんなキャラクターの「おさかなマイスター」が登場すれば、私たちの食卓に魚料理が載る頻度ももっと増えるかも知れませんね。

「おさかなマイスター制度」の今後に期待しています。

posted by Nick at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食育

2007年08月11日

給食にカニ缶は贅沢か!?


 東京都調布市の市立保育園(園児約百人)が、食育の一環として一缶五千円のカニ缶を給食の食材に使ったところ、「高すぎる」と市監査委員から指摘されていたことが、十一日分かった。

ニュースソース
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007081102040414.html



一缶5,000円する、身をほぐしていないタラバガニの高級カニ缶だそうです。
これを約18缶だから=約9万円で購入して園児約100名分の給食に出したと。
メニューはカニおこわだったそうです。

問題の論点は「食育」の観点にあります。

同園の栄養士は、「”食育”を目的に、旬のもので見た目や彩りのいい食材として選んだ」と言います。

高級カニ缶が果たして、「食育」の目的にかなっているのか?
ここが問題の争点になっているわけです。

記事では2つの意見が紹介されています。
ひとつは、家庭教育サポーターの方の意見で・・・

「カニが捕れる地域で地元の漁師の仕事に思いをはせ、感謝していただくというのなら分かるが、東京で高価なカニ缶を買う理由が理解できない。食育とは高級食材を使って子供を喜ばせるのではなく、育てたサツマイモを収穫し、芋ご飯などを作っていただくといった、体験と心と人とのつながりのある活動では」

というもの。
たしかに「食育」の本来の意味を考えるともっともな意見と思います。

ちなみに、食育基本法で定義されている「食育」とは、
「食に関する知識と食を選択する力をつけ、健全な食生活を実践する人間を育てること」
だそうです。

もうひとつの意見は、食生活ジャーナリストの方で
「年一、二回なら、子供のほっぺたが落ちるくらいの給食があってもいいのでは。いいものを食べれば味覚も発達する。高級なカニ缶を数回使ったくらいで問題になること自体が、食に対する優先順位の低さを表している」
というもの。



あなたは、この2つの意見をどう考えますか?
posted by Nick at 15:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食育
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